【写仏】高僧・上人

 まず。印度の高僧。奈良「興福寺」蔵の「鎌倉時代」「運慶作」、「国宝」の「無著(むちゃく)菩薩立像」「世親(せしん)菩薩立像」があります。

 我が国における肖像彫刻の最高傑作としてあまりにも有名な2躯。運慶作として知られるが、実際には運慶の指導のもと無著像は運助、世親像は運賀が担当したと考えられている。寄木造りで彩色・玉顔がはめられる鎌倉彫刻の典型。

 無著・世親立は兄弟で、無著が長男、世親が次男。ほか三男もいる。紀元4世紀ごろの人で、大乗仏教の「唯識」を大成し、後の仏教思想に大きな影響を与えた。無著菩薩、世親菩薩とも呼ばれる。

 これは「国宝仏像なぞり描き」田中ひろみ著 から写仏させて頂きました。右が無着、左が世親。
世親無着.jpg

 次は唐の僧、唐招提寺の「鑑真和上(がんじんわじょう)坐像」。日本に仏教の戒律を伝えた人物として有名。井上靖の「天平の甍」に日本からの留学僧の手記の形で鑑真渡日の次第が克明に描かれています。最近キンドル本で再読しました。この像は、天平宝字7年(763年)に作られた日本最古の肖像彫刻といわれます。これも「国宝仏像なぞり描き」から写させていただきました。
鑑真.jpg
  
 東大寺の俊乘堂に安置されてある「重源上人(ちょうげんしょうにん)像」。東大寺の復興を担った僧です。鎌倉時代の作。これも「国宝仏像なぞり描き」から写させていただきました。
重源上人.jpg
 
 空也上人像。平安時代中期の僧。阿弥陀聖(あみだひじり)、市聖(いちのひじり)、市上人と称される。口称念仏の祖、民間における浄土教の先駆者と評価される。

 六波羅蜜寺が所蔵する「木造空也上人立像」。重要文化財。首から鉦(かね)を下げ、鉦を叩くための撞木(しゅもく)と鹿の角のついた杖をもち、草鞋履きで歩く姿を表す。6体の阿弥陀仏の小像を針金で繋ぎ、開いた口元から吐き出すように取り付けられている。この6体の阿弥陀像は「南無阿弥陀仏」の6字を象徴し、念仏を唱えるさまを視覚的に表現している。(ウィキペディア)
空也.jpg

 我が家の宗旨「浄土真宗」の開祖「親鸞上人」の像を探していました。

 「奈良国立博物館」に、鎌倉時代 13~14世紀とみられる「親鸞聖人像」絹本 著色 掛幅 描表具 本紙 縦120.2 横81.1、描表具 縦148.8 横86.2、重要文化財 というのがありました。木造でなく絵像です。これを写させていただきました。
しんらん上人.jpg

 浄土真宗の開祖、親鸞(1173~1262)の肖像で、黒い獣皮の敷物を表徴として、「熊皮御影」と通称されている。顔立ちは、似絵で有名な藤原信実の息、専阿弥陀仏の手になる寿像として知られる、いわゆる「鏡御影」(西本願寺)などと基本的に似ているが、外側へ跳ね上がる形を強調した眉に特徴を示し、親鸞像の形式化が進んだ時期の作と考えられる。(中島博:女性と仏教 いのりとほほえみ, 2003, p.238)

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