【昔と今】日本の地域(3/8)五畿七道

 旧国名は7世紀から8世紀にかけ、つまり聖徳太子→大化の改新→大宝律令と飛鳥時代から奈良時代初期にかけて「律令」が整備され、701年(大宝元)に制定された大宝律令で、日本国内は国・郡・里の三段階の行政組織に編成された。この時から始まった「国」のことを「令制国(りょうせいこく)」と呼び、明治初年に「廃藩置県」がおこなわれるまで「行政区分」として用いられてきました。

 勿論その間、分割や統廃合がありましたので、少し調べて見ました。

 なおこの時期、元明天皇の御世、和銅6年(713年)5月にだされた「諸国郡郷名著好字令」は「好字二字令」と俗称されますが、「それまで旧国名、郡名や、郷名の表記の多くは、大和言葉に漢字を当てたもので、漢字の当て方も一定しないということが多かった。そこで地名の表記を統一しよう」ということで、漢字を当てる際にはできるだけ好字(良い意味の字。佳字ともいう)を用い二字にまとめることが求められました。

 そんな訳で「旧国名」はすべて「二字」になっています。

 また、「国」よりおおきい「地域区分」として「五畿七道」というのも、この頃に始まったようです。京の都周辺の5ヶ国を「畿内」と呼び、その他の地域を主要道路交通路を含んだ形で「広域な地方区分」を「○○道」としました。
五畿七道.jpg

●畿内:山城、大和、摂津、河内、和泉の各国。
●東山道:現在の青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の東北6県と、栃木、群馬、長野、岐阜、滋賀の各県を合わせた地域。
●東海道:現在の茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、三重(熊野地方を除く)の各都県を合わせた地域。
●北陸道:現在の新潟、富山、石川、福井の各県を合わせた地域。
●山陽道:現在の兵庫県南部と、岡山、広島、山口の各県を合わせた地域。
●山陰道:現在の京都府北部と兵庫県北部および、鳥取、島根の各県を合わせた地域。
●南海道:現在の香川、徳島、愛媛、高知の四国4県と、三重県熊野地方、和歌山県、淡路島を合わせた地域。
 注)四国だけでなく、淡路や紀伊半島南岸を、一つの地域とみているのは面白いですね、海から見た共通点があるのでしょう。
●西海道:現在の福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、熊本、鹿児島の九州7県の地域。

 以下、項をあらためて詳しく見ていきます。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

プロフィール

ニックネーム:
ろまねこ
性別:
出身地:
神戸
居住地:
藤井寺
趣味:
スケッチ、水彩、
読者メッセージを送る