【写仏】十二神将(新薬師寺)

 「写仏」という手段を借りて、実は「仏像」の復習/勉強をしています。

 「十二神将」は「薬師如来」を守護するとされる十二体の武神です。似たものに先に挙げた「十二天」(帝釈天や梵天など)がありますが、別物です。

 奈良の「新薬師寺」にあるモノが奈良時代(8世紀)に作られた最古の作であるとともに造形的にも優れたものとして名高く、有名です。12躯のうち11躯が国宝。国宝指定外の1体(波夷羅大将像)は昭和時代の補作(細谷而楽作)。

 像髙152〜166センチ。塑像という土を用いた彫刻です。土壇の上で円陣に取り巻いて、お薬師さまを護衛しています。
新薬師寺.jpg

 十二神将は、薬師如来の十二の大願に応じて、それぞれが昼夜の十二の時、十二の月、または十二の方角を守るといわれ、そのため十二支が配当されています。なお、各像の名称が、国指定と新薬師寺指定と異なっています。ここでは新薬師寺指定に従っています。

 絵ハガキなどの写真を元に、写仏線画を起こしました。色を変えていますが、特に関連はありません。

●毘羯羅(びぎゃら)大将(子):左手を腰に当て、右手に三鈷杵(さんこしょ)を持つ。
●招杜羅(しょうとら)大将(丑):左手に剣を持ち、右手は掌を開いて腰にあてる。
子丑.jpg

●真達羅(しんだら)大将(寅):左手に宝棒、右手に宝珠を持つ。
●摩虎羅(まこら)大将(卯):左手を腰に当て、右手に斧を持つ。
寅卯.jpg

●波夷羅(はいら)大将(辰):両手に弓を持つ。
●因達羅(いんだら)大将(巳):左手を腰に当て、右手に鉾を持つ。
辰巳.jpg

●珊底羅(さんてら)大将(午):左手を腰に当て、右手に鉾を持つ。
●頞儞羅(あにら)大将(未):両手に矢を持つ。
午未.jpg

●安底羅(あんてら)大将(申):両手に払子を持つ。
●迷企羅(めいきら)大将(酉):左手を上げ、右手を腰に当てる。
申酉のコピー.jpg

●伐折羅(ばざら)大将(戌):左手は垂下して拳を開き、右手に剣を持つ。
●宮毘羅(くびら)大将(亥):左手を腹に当て、右手に剣を持つ。
戌亥.jpg





 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

プロフィール

ニックネーム:
ろまねこ
性別:
出身地:
神戸
居住地:
藤井寺
趣味:
スケッチ、水彩、
読者メッセージを送る