【仏教】写仏(1)はじめに・大日如来

 次にアップする「1994年河西回廊の旅」の原稿を書いていて、いろいろ資料に当たっていますが、「仏像仏画」の復習をしてみようと思い立ち、ふと「写仏」の文字が目に入りました。「写仏」は元来、原画の上に半紙を載せ、面相筆のような細い筆で「墨」で描いていくものと思っていましたが、今は手軽に、ペンや鉛筆でなぞる方法も紹介されています。

 私は、今iPadで「Procreate」という描画ソフトと「Aple Pencil」を使って、このブログの挿絵を描いていますが、筆先モードに依っては、筆で書くようなタッチのモノが選べます。

 早速、ネットで探ってみますと、「ようこそ金剛院へ」https://www.kongohin.or.jp/sutra.htmlというサイトで「金剛界・大日如来」のお手本がダウンロード出来ました。

 手元にある「筆先(ブラシ)」に「線書き基本」というのがあり、これで描きますと「筆圧」によって「線の太さ」が変わるので、これを利用して描いたのが、この挿絵です。黒でなくブルーでやってみました。正味1時間ぐらいと思いますが、途中疲れてくるので、数回に分けて二日がかりで仕上げました。
写仏大日如来.jpg

 コンを詰めると肩がこります。筆やペンでは書き直しが出来ませんが、このソフトだと、部分消しが出来るので、とても重宝です。

 最初としては「まずまず」イイ出来と思っています。これから手本を求めて、写仏と共に、その仏の由来もメモしたいと思います。

 【大日如来】:密教の中心本尊。宇宙の真理・実相を仏格化した根本仏。「大日如来」には「叡智」の面から見た「金剛界・大日如来」と「慈悲」の面から見た「胎蔵界・大日如来」があります。他の如来菩薩もすべて大日如来の化身ということで、他の如来は無冠ですが、この「大日如来」は「五仏宝冠」という「宝冠」をかむり装身具で身を飾った菩薩形で表現されています。宇宙そのものを神格化したともいえる王者の様な存在であることを示しているのだそうです。「金剛界・大日如来」の印は忍者のような「智拳印」。「胎蔵界・大日如来」は「法界定印」という印を結んでいます。

 「胎蔵界・大日如来」の画像も、ネットで見つけ、写仏致しました。原画が解像度悪く、目潰れしている部分もあってあまり正確ではありませんが、取り敢えず「金剛界・胎蔵界・大日如来」を並べたかったので、これを採用しました。今回はやや雑な仕上がりと反省しています。
胎蔵界大日如来 3.jpg

 「写仏」って、思はぬ効果があるようです。丁寧に線をなぞる作業を通じて、ある種の緊張感を必要とし、無心の境地が得られます。解説書には、単なる「写し絵」でなく「仏教修行の一つ」と描かれてあります。毎日の生活の中で、少しでも「ほとけ」と向き合う時間を持つことは.いいことかなと思います。当分続けて、成果をブログに残すつもりです。

 実際描いて見ると、ただ見るだけと違って、細部の装飾品、持ち物、表情、などがあらためて「深く認識」され、また「疑問」がでて調べることで、「知識」も増えていきます。今までは、ただ「拝観」(見る)だけでした。風景でも「写真」に撮るだけと「スケッチ」しておくのとは全然記憶に違いが出ます。「写仏」も同じこと、有難いことです。「描く」という趣味がもてたことを感謝しています。

 90歳を超え、いよいよ「仏道修行」の境地になってきたのでしょうか? ロマネスク美術を通して「キリスト教」にも馴染みましたが、やはり私には「釈迦の教え」その後の「阿弥陀信仰」「観音信仰」など「仏教」に親しみを感じます。不信心ものですが「宗教的雰囲気」は好きです。

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