【海外旅行】1994年河西回廊の旅(14/15)

第12日目。9月23日。

 高曇。朝食は、珍しく洋食の定食。オレンジジュースに、目玉焼きソーセージ添え、トーストにジャム、バター(ニュージーランド製)それにコーヒー。背伸びしてやっと提供してるって感じだけど。マ……よくやっている。

 9:00出発、9:30漢の武帝の陵墓「茂陵」につく。この陵墓は未発掘。高さ約50mのこんもりと茂った小山である。
茂陵.jpg

 このあたり「秦の始皇帝」の墓を含め、漢時代の皇帝の墓が数多くあるが、何れも未発掘である。「兵馬俑坑」も陵墓本体ではない。

 500m程離れた所に「霍去病」の墓がある。こちらの方は墓前に並べられた十数個の石像が面白い。何れも自然石の形を利用して最小限の彫刻で、牛だの魚などを表わしたもので、当時の芸術からすると、考えられないような表現法で面白い。
霍去病墓のコピー.jpg

石像 2.jpg

 注)去病という名は病気が去るという意味で付けられたが、その名に反して若くして病死した。彼の墓は武帝の墓である茂陵の近くにあり、現在は展望公園として整備されているが、墓の霍去病の字をなでると病気が治るという伝説がある。(ウィキペディアより)

 明代の孔子廟を利用してつくられた「咸陽市博物館」に行く。ここでのミモノは始皇帝の兵馬俑に似た「楊家湾漢墓兵馬俑」で、やや小振りではあるが、歩兵騎兵合わせて3,000人という精巧な人形が並んでいるさまは素晴らしい。これは漢の高祖劉邦の陪葬墓からの出土品である。
咸陽博物館.jpg

 とにかくこの国の、その古さ、その量にはまったく圧倒される。

 さて見学を終えて、昼食をとり、空港に行くと、現地旅行社の手違いで一便あとの航空機ということになる。また2時間ほど余裕が出来てしまった。現地ガイドの発案で、近くにある「周武王の墓」を見に行くことになる。
武王陵.jpg

 この「周の武王の墓」は本当の周の二代目の王様の武王の墓ではなく、漢時代の地方王族の墓を、後世誤って「武王の墓」とされたものだそうだ。畑の真ん中にあるソレは、高さ10mばかりの小山。周囲を散歩したり、駈け上がったりする人もいて、時間を潰し、また空港へ……

 空港の売店で、友人からの依頼品「珍珠膏」というクリームを買う。同じ「珍珠膏」でもメーカーやグラム数、容器の模様などで値段が違うのだけれど。これはご指定の「品種」。
珍珠膏.jpg

 最初北京空港到着時、そこの売店で32元。次ぎに西安のホテル売店で80元。びっくりしていたら、西安市内のガイドが連れて行ったお店では120元。何ですかこれは……と思わず言ってしまった。いくら経済自由化が進んだとはいえ、ちょっとひどすぎると思いません?

 結局西安空港で、12個4,300円で購入。つまり1個360円(=30元)でした。

 今度は16:35の中国国際航空CA1202便で定刻出発。乗って見たら我々全員ビジネスクラス。旅行社が間違えたお詫びに「ビジネス」を確保したか? いやそんなことでなく、あとで割込んだ為、席が無くて「ビジネス」になったのだろう……と憶測しきり。何でも良い、やはり「ビジネス」はゆったり快適。

 北京までの束の間の1時間半のフライト。北京空港で出迎えの現地ガイドと何か・・・またトラブルか?

 出迎えのバスは小さくて我々の手荷物が積めない。荷物運搬用の車が空港に来ていない……と、荷物だけおいて移動するわけにいかず、立ち往生。その内賑わっていた空港玄関先も、空いてきて人マバラ・・・

 何だ、荷物車は来ていたのだ。ガイドとの連絡が取れずにいただけなのだ。ところがその運転手と、ガイドが「黄色の旅行社の旗」を広げていなかったから見えなかっただの、イヤ、ちゃんとこのように広げて待っていただのと、大事の客を待たせておいて大きな声で延々言い合いを続け、一向に止めそうもない・・・

 そんなこんなで30分以上待たされ、やっと小型バスで「予定表」に曰く”特別料理”を食べに、北京駅近くの国際飯店の回転レストランへ向かう。

 さすが、北京の一流店、エビ、貝、などの材料はもとより、ソースというか味付けも変化に富んでいる。その代わり、生ビール一杯も50元(=600円)と日本並みのお値段。

 ホテルはすこし戻って、空港寄りの「新萬寿賓館」。ここも豪華ホテルと言えようか。最後の夜の食事、夜の宿。これが良ければ、つまり「終わり良ければすべて良し」となるのだ。
新萬寿賓館.jpg
 北京の新聞で広告を見ると、マンション・ブームのようである。傑作なのは、アスレチックやプール施設と共に、「カラオケ」施設のあることが、一つのステイタスになっているようだ。

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