【海外旅行】1996年カタルニア・ロマネスク探訪(2/9)

●ロマネスクの宝庫・カタルニア美術館

[第3日]8月10日(土)

 レンタカーの運転は「ほあぐら」さん。これからは私はナビゲータに徹すればいいのだ。助手席で地図を膝にのせて、資料を前の「物入れ」に・・・と思ったら、ここには「エアバッグ」収納とあって、便利が悪くなってしまった。

 今日は市内の「カタルニア美術館」(Museu Nacional d'Art de Catalunya)略称「MAC」と郊外の教会2つ程見て、またこのホテルに戻ってくる予定。

 ホテルで入手した月刊シティガイド「Top Tips Barcelona」に 9時開館とあるので、ホテルを8時15分出発。

 途中ガウディの「サグラダ・ファミリア教会」の前で5分ほど鑑賞。カサ・ミラとかカサ・バトリヨなどは車中見学。一路「MAC」へ……。
810地図市内.jpg

 昨日見ておいた美術館前の地下駐車場に車を停め、結構長い階段(一部エスカレータ)を上がって入口に来ると、既に9時25分だのに未だ開いていない。玄関のガラスにハッキリと10:00からとなっている。(どうなってるんでしょうね、現地のガイドブックが違ってるなんて)

 既に待っている人も2〜30人いる。仕方なくぶらぶら歩いてみると、美術館の横手に「無料らしい」野外駐車場がある。これも下調べミスか?

 入場料 500ペセタ(以降 Pts と記す、円換算も 10% 引きなので省略)。英文展示目録 100 Pts。手荷物は全部預けるが、手持ちカメラ、ビデオはOK。

 ほあぐらさんはテスト的に「感度3200」のフイルムを2本買って来ている。私は「400」っきりだ、今度来る時は「高感度フイルム」か「明るい交換レンズ」を忘れない様にしよう。意外に「明るい交換レンズ」がいいかも。

 結果から言うとほあぐらさんの「3200」はどういう訳か全部失敗で写ってなく、私の手持ち(もちろんフラッシュは駄目)1/60 秒位のが結構写ってました。「とみちゃん」のディジタルビデオ(新規購入)も良く撮れていた。

 田舎の教会の「フレスコ画(壁画)」をソックリ剥がして来て、現物大の部屋を造り、そこにはめ込んである。その絵の素晴らしさもさることながら、その計画の壮大なこと、敬服と感動……のみ。
フレスコ画.jpg

 今世紀初頭、田舎の教会の壁画や遺物が海外に流出することがあり、その防止と保存の為なされた事業で、本来あるべきところから動かすことの当否が論じられるが、まず「たいしたもの」と言わなければなるまい。

 フレスコ画以外にも、聖母子、磔刑像などの木彫、板絵などが収蔵されている。フランスのロマネスク教会に見られる石造彫刻は少ない。

 ひととおり見終わって。また少し戻って、アレこれ原所在地を確認したり、これから訪れるところかどうかをチェックしたり、たっぷり2時間堪能した。

 しかし、この旅のあともう一度、訪れた教会を思い出しながら、再度ここに来て鑑賞したいものだ。(今回の予定には入っていないので、また訪れる機会を是非作りたい)

 カフェテリアでジュースを飲んで、ひと休み。売店で「木製磔刑像」13,925 Pts その他のスーベニールを買って、「MAC」をあとにする。駐車料 880 Pts。

●バルセロナ近郊のロマネスク教会

[第3日]8月10日(土)つづき

 市内のロマネスク「サン・パウ・デル・カンプ」(Sant Pau del Camp)教会。残念ながら開いていない。裏へ回って祭室の外観、西正面と古い形の鐘楼をカメラに収める。
Sanpau.jpg

 高速に乗り西郊 20 km の 「サン・ポンス・デ・コルベーラ」(Sant Ponc deCorbera)(Ponc の c の下に髭(セディーユ)が付いているが以後アクセントを含め省略する)に向かう。

 以下これからも教会の名が長々と出てくると思いますが、一応記録ということで、お許しください。……要は、すっとばして読んで下さい。

 「時分どき」なので、「コルベラ」の村のちょっとしゃれた感じのホテルレストランで昼食。

 スパゲティとハム・トマトサンドだったが美味しい。デザートに「クレマ・カタラナ」(Crema catalana)というカスタードクリームの上にカラメルソースを固めた御当地名物菓子をいただく。こんなにゆっくり昼食を食べるなんて「ロマネスクの旅」始まって以来、最初で最後だろう……と笑う。

 コルベラの教会も閉まっている。内部はアーチやドームが美しいようだが、彫刻とか遺物は無いようだ。参考書「ゾディアック」(Zodiaque)でも、斜め後方から見た祭室と身廊中央の塔、そこに上がる階段などの構成が実に美しい。

 丁度その方角が、野原になって余裕があり、奇麗な写真が撮れる。残念ながら天気が良すぎて明暗のコントラストが強すぎる……。(日程の詰まった我々の旅行では仕方が無い)でも、典型的な「これがロマネスク」……といった造形である。
コルベラ 2.jpg

 16:30、冬ならもう暗くなるころだが、まだもう一つこなしておこう。

 更に西北へ 30 km ほど「ラ・トーサ・デ・モンブイ」(la Tossa de Montbui)という教会。
810地図郊外.jpg

 ここへ行く途中の高速から、「モンセラット」(Montserrat)が右に見える。ちょっと群馬の妙義山のような岩山である。バルセロナに来たツアーは必ず行
く「観光名所」。修道院に「黒いマリア」があることで有名。だが今回はパス。
モンセラート 2.jpg

 「ゾディァック」の写真をノートにスケッチした物(モンブイ編):見どころを見落とさないための工夫。
モンブイzodiaque.jpg

 モンブイの教会に着いたところで、にわか雨。ここは幸い開いていたので、まず中へ、クリプト(地下祭室)風の三廊式、これは「純プレロマネスク」だ。電灯のスイッチを探し、点灯。数人の相客あり。

 石積みもあらわな素朴で重厚なアーチ、中央祭室には後世のものと思われるが聖母子像があり、荒れた内部に暖かみを与えている。これも「黒いマリア」様。
モンブイ 3.jpg

 雨も通り過ぎたようなので、外に出て外観の写真を撮り、帰路に着く。

 夕食は「H夫妻」が調べて来た市内のレストラン「アグー・ダビニオン」(Agut d'Avignon)。 ホテルからタクシーで行く。20時30分なのに未だ開店前。45分からというので、座らせてもらって、メニューなどを見て待つ。

 色々悩んで、「とりゅふ」さんの料理説明を聞きながら注文して、美味しく頂きました。フランス風カタルニア料理かな? ワインは「ほあぐら」さんにおまかせ。

●水 175 ●シェリー酒Tio Pepe 350×3 ●Fritura de Saradinitas 1125×2 ●Melon au Oporto 995×2 ●Cocktail 2390●Crevettes Blanches a la lliol 2795 ●Tirres Gran Coronas 1975 ●Vino Tinto 2600 ●Lyonesas con chocholate 625×3 ●Pan 140×4 ●? 180×4=18380(+消費税税7%1287)

お代は4人で 19,667 Pts + チップ 1,500 Pts 。1人¥5,000。相場でしょう、

 タクシーで帰って23:20。ちゃんとした夕食をとるとこんな時間になる。

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