【医療と健康】支え足と利き足

 以前「回れ右」のことを書きましたが……
https://romaneko.at.webry.info/201710/article_7.html

 歩くことが不自由になってくると、妙にそんなことに「関心」が高まるものです。

 一般に「左足」は「支え足:体を支える軸足」であり、「右足」は「利き足:動作をする働き足」だそうです。勿論「手」と同様、これと逆の人も僅か居るようですが……

 「前へ進め」も右足から出します。行進の「イチ・ニ」も「右・左」です。階段を上がるときには大抵左足で支えて右足から上がる、降りるときも同様。(逆の人も少しはいますが……)仏像の脚が左右不対称になってる場合、大抵左足で支えて右足を前に出している。歌舞伎役者の「みえ」もまず左足で踏んばり右足を前に出す……という具合になっています。フィギュアスケートの回転は両方ありますが、基本は「左足」が「軸足(支え足)」だそうです。

 でも旧軍隊の「休め」の姿勢は「左足」を半歩左前に出す形です。あとで右と組み替えも出来ますが……ちょっと合わないですね。おや、今は足を広げて後ろで手を組むという形になっていますね。
 
 トラック競技の周回が「反時計回り」である理由も「人体の構造的特徴との関係:一般的に心臓は左にあり,人体の重心は左半身にかかりやすいため、反時計回りのほうが走りやすい。また、手は右利きが多いが、踏み切り足は左である人が多いため、左足で重心を支え進行方向を定める向きのほうが走りやすい」といわれています。

 展覧会場、スーパー、コンビニの売り場の配列順も、ほとんど「反時計回り」になっているようです。

 手について「利き手」が左の人・箸や筆を左手で使う人は目立ちますが、足元のことは、今まで無関心でした。

 それで、気になったのが、大相撲の「幕内力士の土俵入り」の入場。どちらの足から土俵に上がるか?を関心を持って見ました。Youtubeで確かめました。昭和60年春場所:東方の力士は「反時計回り」に左へ向いて上がります。「右足から」の人が2人「左足から」が14人。西方力士は「時計回り」で右の方へ向いて上がります。こちらは「右足から」が16人「左足から」が3人……でした。

 このように、斜めに上がる時は、利き足、支え足ということでなく「段」に近い方の足からあげる方が動きがスムースになる、ということのようです。
土俵入り新.jpg

 ところが、驚いたことに「令和元年七月場所」ではマッタク逆現象……東方の力士は「右足から」の人が18人「左足から」が1人。西方力士は「右足から」が3人「左足から」が16人……でした。

 考えてみるのに、以前は立ち止まらず、斜め上がりの感じで「段」に近い方の足からあげるのがスムーズだったようで、最近は二字口前で一旦止まり、しこ名や出身地などの紹介アナウンスを受けてから、上がるようになり、その場合、体を回転するときの外側の足が利き足になり、こうゆう現象になったのかと思われます。

  退場の時は……と見ますと、
退場.jpg

 東方は「直進」なのでほとんど「右足」から降ります。(利き足の逆の人や怪我の人は別)、西方は完全な「斜め降り」なのでほとんど全員「左足」から降ります。(退場の時は足元がほとんど写らないので、上体の動きから推察しています)

 おそらく力士の皆さんは無意識でやっていると思いますが……これは、興味深い結果でした。

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