【海外旅行】1997年レバノン・シリヤ・ヨルダン旅(6/15)

■第5日:4月7日(月)ベイルート→記念碑→レバノン杉→ラタキア(シリア)のつづき

 「レバノン」から「シリア」へ、国境を越えたのは、17時40分。

 雨も上がって夕焼けが美しい。丁度19時、左手の地中海に真っ赤な太陽が沈む。(コンピュータの計算通り)

 19時30分「シーワール(Al-Siwar)(何故か腕輪という意味らしいが)」という名のレストランで夕食。魚料理専門店。

 グラスワインが 200 シリアポンド。$100が 4300シリアポンドということなので、約550円。

 「専門店」のせいか?結構時間が掛かり、レストラン出発22時。ラタキアのホテル「メディリアン」には何時に着いたのか?記録が無い……

 ちょっと、シリアのことを調べておこう。
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 面積は18.5万平方キロ。日本の丁度半分位。人口は1300万人。80%はイスラム教スンニ派である。残りも殆どイスラム。国土の一部は地中海に面し、トルコとレバノンに挟まれた海岸線は約150キロ。このあたりは緑豊かだが、東のほうは砂漠である。

 それでも現アサド大統領になってから、意欲的な砂漠の緑地化が進められ、私達が今回訪問した海岸に近い方は、結構グリーンになっている。添乗員のY氏も「数年前とは見違えるばかり」と驚くほどである。

 「イスラエル」とは「ゴラン高原」問題を抱え、依然として緊張状態にあり、軍事予算が国民経済を圧迫している。

 最近は、石油も天然ガスも発見されており、その開発に外資を期待しているが「テロ支援国家」というレッテルのため、なかなか西側の支援が得られない。しかし、「湾岸戦争」で反イラクの立場をとった為、すこし情勢が変って来ているようだ。

 この国は古代は「旧約聖書」の舞台であり。その後、中世・近世まで、シルクロードの一環として栄えた所なので、遺跡の宝庫である。

 この国も「レバノン」同様。中世のイスラム化のあと、長い「トルコ」統治下にあり、第1次大戦後の「フランス」統治を経て1946年独立を果たした。

 そんな「歴史的な」いきさつから「レバノン」は我が領土という感覚もあり、レバノン内戦の収拾には「軍隊」を送り込み、今も駐留している。

 またトルコとの国境地帯の「アンタキア」地方は「フランス」領時代にフランスが勝手に「トルコ」に割譲してしまったとして、国内で売っている「地図」には「シリア領」とされている。

■第6日:4月8日(火)ラタキア→ウガリット→アレッポ

 こちらへ来て初めて知ったことだが「ウガリット(Ugarit)」という遺跡は、「世界最古のアルファベット」といわれる「ウガリット文字」というのが、「粘土板文書」で発見された所なのだそうである(1927年)。「楽譜」なども発見されている。
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 宿の「ラタキア」からほんの10キロ北にあるこの遺跡は「トルコのトロイ遺跡」とよく似た感じで、そんなに広くないが、紀元前6500年から紀元1世紀まで10層以上の時代遺跡が積み重なっている。
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 紀元前1200年の王宮や市街が発掘されていて、造船術、天文航海術、紫貝から取った紫染料による染色技術、水洗トイレなどもあり、栄えたという。住宅の地下にそれぞれの墓を持っているというのが変っている。

 ここから東北に180キロ、シリア第2の都市「アレッポ」に向かう。途中休憩で飲んだ紅茶は50ポンド(¥140)。

 「エブラ(Ebla)」の「テル・マルディク(Tel Mardikh) 遺跡」の近くを通過。1975年に BC 2500年代の 粘土板が 17,000点も発掘されたという。

 「アレッポ(Aleppo)」に着いて先ずは市内中央のレストラン「デルタ(Delta)」で昼食。14時30分から1時間。甘口のカレーライスのようなもの。なかなか美味しかった。

 16時から2時間、アラブ観光にはつきものの「スーク(市場)」。ここでは「地球の……」でも紹介されているので、誰いうとなく「オリーブ石鹸」を買う。立方体の茶色っぽいのを「凧糸」のようなので両断すると、中の方はオリーブのグリーン。それを6個買ったが、50 ポンド x 6 =300 ポンド(\900)
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 安かったが、イザ日本へ持ち帰って使ってみると、昔の固形洗濯石鹸みたいでしかもちょっと軟らかく溶けやすくズルズルして、それほど「いい香り」がするわけでもないので、もてあましぎみである。聞く所によると日本ではすごく高価なものだとか。

 すぐ傍の元「キャラバンサライ(隊商宿)」も今は商店街。陶器風のガラスの「一輪挿し」2個で 700 ポンド(\2,000)をお土産に。

 スーク近くの「グランド・モスク」。異教徒にも解放され、広い内部を見学。女性はフード付きの白く長い「上っぱり」を着せられ、KK団みたいだと「おおはしゃぎ」。
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 このすぐ傍に「ヘレナの教会」という小さな礼拝堂(元キリスト教会、今は単なるお堂)では、アラブ装飾文字を書いている人が居て、その解説があった。
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 18時20分「シャムパレス・ホテル」にチェックイン、今回の旅行の「ホテル」は皆良いところだ。

 今夜も夕食はパスして、部屋でご飯を炊いて(サンヨーのラーメンポット)、「ちらしずし」にして、たらこ、たくあん、卵スープと純和風。

 風強く、すこし雨も……

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