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zoom RSS 【海外旅行】1966〜7年米国駐在記(7/16)

<<   作成日時 : 2019/05/15 08:20   >>

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 アメリカでの住と食が、一応安定すると、私は先ずストレスの緩和と健康のため、ゴルフセットを買込み、さっそく毎土、日とコースに出かけることにした。

 道具は、B社の重役の紹介で、デイトンにある空軍基地の売店で免税で買うことが出来た。マグレガーのフルセットが約150ドル、他にパター、バッグ、ボール、ポロシヤツ、帽子、手袋など一切ひっくるめて合計225ドルである。
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 型が1年古いというととで、格別安かったようだが、そのかわり、クラブの重さも長さも全くお構いなく、売店の親父が払と並んでダラリとさげた指先の位置が、ほぼ同じだから普通サイズでOKという、至極おおざっぱなものである。(因みに、これは帰国のさい羽田で、在米中使用していたということで、関税はかからなかった。)

 ゴルフ場は空軍基地の他に、メンバーコースが三つ四つ、それに街の中に市営のパブリックが4〜5カ所もあって一日中でグリンフイが休日で2ドル25セント、平日は1ドル50セント、カート代50セントである。年間60ドルでいつでもプレイできる制度もある。

 ともかくこんなに安いというせいか、向うでゴルフファは、実にのんびりしていて、やれ雨が降りだしたからとか、食事をするからとか、もののワンラウンドも廻らないで気軽に引揚げて行くので、朝の早くから日没まで、雨が降ろうが風が吹こうが、しゃにむにプレイするわれわれ日本人にとっては、何んだかもったいない様な、またうらやましい余絡ぶりである。

 私は、アパートから車で10分位の36ホールのコースをもつばら利用したが、早朝1人のこのこでかけていって、スタートの所で、適当な相手をみつけてプレイした。

 コースの状態はやはり、メンバーコースにくらべると落ちるが、私のようなビギナーにはあまり気にならなかったし、とくにグリーンは比較的美しく整備されていた。

 ただ、ホールの標示が全然なく、4種類の9ホールが交錯しているため、始めの中はさっぱり様子が分らなかったが、なれてみると一応旗の色で区別してあって、迷子にはならないことが分った。

 冬季には降雪のため中止の時もあったが、おおよその休日私はコースで過し、その割に上達しなかったことは、天性いかんともなしがたいものであるが、半年の駐在中、心身共いたって、健康で過ごせた大な要因としての効果は十分であった。

 同じ駐在員のH君は、これは車で20分程のところにある、人工スキー場に通っていた。一シーズン会費が20ドルで施設は大したこともなく、2級の腕前をもつ彼には物足らないようであったが、少しの慰みにはなったようである。

 ここで少し、アメリカ人の家庭生活をのぞいてみることにしよう。

 アメリカ人は、人をもてなすことが好きだと、いわれるように、私も全然、見ず知らずの空軍大佐のクリスマスパーティに招待されたものである。私が東京で会話を習っていた留学生の母親がデイトンにいて、クリスマスに私を招待するつもりのところ、急に旅行することになったからと、その大佐(スワンソン氏)を紹介してくれたのである。
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 同行のH君と私は、先ず訪問答名簿というものに現住所と東京の住所をサインをしたが、各国の訪問者があるらしいこの家の面白い、趣向である。私達の他にも一年前まで日本にいたという軍人夫婦、メキシコ系の夫婦等相客があった。.

 アメリカといえば何んでも新しいもの好き、消費生活というイメージが強いのであるが、先祖伝来の2百年もの歴史があるという、赤いテーブルクロスを誇ららしげに飾りつけてあるのには驚いた。

 夫人と大学生の娘さんが、各国の民謡を歌ったり、踊ったりして、もてなしてくれるのだが、そのうち私達ににどう言う訳で知っているのか、炭坑節の踊りを教えて欲しいと言い出す始末で、私達も、ここで日本のため景気よくやりたかったのだが、何分かなり流行期を過ぎたものだけに、正確には思い出せず、惜しい機会を逃してしまった。

 注)これには後日談があります。帰国後、思い出して「炭坑節のレコード(踊りの振り付け説明付き)」を買って、少し翻訳をつけて、クリスマスカードと共に送ってあげました。返事の手紙が来ました。
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 それにしても、彼等は踊ることが生活に密着していて、照れもしないで、自然にリズムにのるようである。その後、例の留学生の母親の家にも招待されたが、もう60を過ぎているというのに、真赤なミニスカートをはいて、いろいろ踊って見せてくれるのである。

 本質的にいって、遊ぶことが好きというより、遊びが上手な国民性であると思う。

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