【海外旅行】1994年ジャワ島7日間(9/9)

【第6日】1995年(平成7年)1月3日(火) ソロ→ジョクジャカルタ→ジャカルタ→機中泊 100ルピア=\5

 8:00、チェックアウトを済ませて出発。最終日の今日もチャンディ、チャンディと続きます。

 でもその前に、有名な「ブンガワン・ソロ」を見に行かなきゃ……と、ソロの町外れに流れている川のほとりにやって来たが、昨日の雨の為か茶色の濁流川幅100mくらいの何の変哲もない川。
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 これから行く「チャンディ・チェト(セト)」は狭い山道を辿る深山幽谷。ガイドもここは数えるほどしか来たことがないという。運転手もあまり行きたがらない所と言っていたが、それほどの難所でもない、これくらいなら私でも楽々走れる。

 いや~、ここは来て良かった。「ヒンドゥ教」の寺院だが、山の中腹にある山門から、ずうーっと一直線に石の階段が登っていて、途中両脇に簡素な木造の社があったりして、朝霧にかすむ石造の本堂を見上げると、心が洗われるようなすがすがしさを感じる。我々以外の参詣者は一人旅のドイツからの若者だけ……というのも良かったね。
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 ここは、今までの遺跡にくらべるとずっと新しく、1470年頃といわれる。(1467年:応仁の乱始まる。1469年:メディチ家のフィレンツェ支配始まる。1477年:ハプスブルク家がブルゴーニュを領有)

 ジャワへのイスラム教の浸透があって、従来のヒンドゥー教文化は深い山奥に逃れたのではないかと、いわれている。

 木製の小さなお堂には、日本のお地蔵さんのような小振りの石仏なども安置され、麓を見ればこれまた霞にけむる民家のたたずまい。まるで天上の一角にいるような心地。

 陽物石(リンガ)等が参道の石組み組み込まれていたり、亀を形どった大きな敷石があったりして、なかなかに楽しめるものだった。

 帰り道、先程のドイツの青年が乗って来た小型の乗り合いバスが、方向転換に困っていた。何となく村人も数人出て来て「ほあぐら」さんも交じって、車の後押し……
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 このドイツ青年は、ソロからバスの乗り継ぎで来て、麓の町でガイドさんを雇って来たとか、一人だとそういう旅の仕方になるんでしょうね。

 「セト」から数キロ戻った所に、「チャンディ・スクゥ」がある。読んでいる方は「またチャンディ?」って、あきれてる事でしょうが、もう少しで終わりです……(^_^;)

 ここは、日本の団体(ジェットツアー)も来る事があるとかで、結構観光客が多かった。今回は「白人ツアー」と一緒だった。

 造りは「セト」と似ているが、こちらの方が少し古く1430年頃。木造の社はなく、その代わりいろんな石造彫刻が庭に展示されていた。
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 ソロに戻ったのが13:00。内部観光は13:30迄というマンクヌガラン王宮を見学して、郊外の中華レストランで昼食。

 ここでガイドさんにお勘定支払い。US$730という領収書を持っている。ゴチャゴチャ計算して、8万円で、お釣り18,000ルピア。これで計算合ってるのかしらん?ガイドはドルが欲しいらしいのでチップとして手持ちUS$30をあげる。

 空港へ向かう途中、最後のお買い物。土産物店「サンビサリ・ギャラリー」という所で、またもブローチやらショール等「安い、安い」とお買上げ。(^^)

 ここで、ガイドさん「もう一つ見残した「チャンディ」がある」という。15分だけ……ということで、この土産店の横を脇道へ入って行く。

 1キロ程の所に、あった~、これはまたきれいに整備されている。先年、火山灰の中から発掘されたということで、すり鉢状に約5~6m低くなった広場の中に石の塀に囲まれた寺域がありその真ん中に石造りのお堂が建っている。チャンディ・サンビサリ(Chandi Sambisari)。
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 外壁の壁龕のヒンドゥーの神たちの彫刻もよく残っていて良いものだったが、すり鉢状の公園風に仕立てた環境設計が素晴らしい。最後に良いものを見せてもらった。

 10分でジョクジャカルタ空港。ガイドさんと別れて、チェックイン。さらば、ジョクジャ……

ジョクジャカルタ17:30発、ジャカルタ18:30着。成田行きは23:35発・・・空港の中の5時間は長かった。

 お土産に「手巻きたばこ・がらむ」を買ったりして、すっかりルピアをはたいてしまったので、喫茶室でビールも飲めない。

 5,500ルピア(275円)を握って、お店のお兄さんと交渉……やっと紅茶4つにありつき、それで2時間ねばった。(^_^;)

 やっと、バリ島から飛んで来た飛行機に乗ったが、夕食は出ず飲み物だけ……ガックリ! 私はジントニックで睡眠薬を流し込み、3時間だけ熟睡。

【第7日】1995年(平成7年)1月4日(水) 機中泊→成田→自宅 

 6:00に起こされ朝食、時差分だけ2時間夜が短かったのでやはり少し頭が重い。成田8:30定刻着。

 入国審査の所で、「2週間以内に身体の異常を感じた人はこの紙を持って病院へ」という黄色い紙を渡された。幸いにして私達4人はその後異常無かったが、今にして思えば、バリ島帰りのコレラ多発がもう密かに進行していたのか?

 「ほあぐら」さんの車で、千駄ヶ谷まで、そこで私の車に移り、「ほあぐら&とりゅふ」夫妻とお別れして、新宿「伊勢丹」でお惣菜を買ったり、途中本屋で雑誌を買ったり……小平着は14:00でした。

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あとがき:

 ヨーロッパと中国は何度も出掛けているが、その他のアジアの国は今回の「インドネシア」が初めて。

 思ったより清潔で、思ったより対日感情も悪くないようだし、今はイスラム教が大多数を占めるというが、中近東のような「違和感」はない。また縁があれば訪れてみたい国である。物価が安いのもいいですね。ちょっと暑いのが難。

 ガイドブックを見ると、一万数千の島からなる国という。旅の目的としては、「南の国のリゾート」というのが一般的かと思うが、それぞれの島の風俗習慣の違いもあるようだ。われら日本人の祖先の一部はこれらの地方から来た人達もいるようだから、そんな思いでインドネシアの島々を訪ねるのも面白そう。

注)この記事の掲載日の今日は平成から「令和」に変わった初日。令和元年5月1日。放送では、今日は「メーデー」だとは言わない。

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